改修工事

 

先週一軒の住宅改修の引き渡しを終えてまた新たに改修工事の現場が動き出しました。

 

今回の現場は行政機関で運用する「木造住宅耐震改修事業」に伴う耐震改修工事です。

 

この工事は昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅を対象に、助成制度を設

 

けて既存の耐震性能を現行基準の構造性能へと向上させることが目的となっています。

 

 

今回の住宅は昭和49年に着工されたもので、更に6年前に耐震診断が行われた住宅

 

であり、今年の秋に住まい手様から改修のご相談を預かり今回の運びになりました。

 

 

補強工事に先立ち、既存の屋根も当時のままからのものであったためあちこちに劣化

 

が見受けられ、地震への影響も考慮して葺き替えを行うことになりました。

 

 

今日は屋根工事の職人さんによって既存の屋根が取り外されて当時の野地板が現しに

 

なりました。

 

上写真は屋根瓦を取り外し手持ちの小型のバールで野地板にへばり付いた当時の防水紙


を丁寧に剥ぎ取る作業を行っています。


約40年の間敷かれていた既存の防水紙も劣化によってその役目を終えてる状態です。

 

所々が破れて孔が開いている状況となっていました。

中でも増築によって新たに出来た屋根と既存屋根との交差部は雨仕舞いによる傷みで

 

部材が朽ち落ちて劣化が激しいものとなっていました。

傷んだ様子から改めて木材の雨仕舞いについての変化を知り、学べるものがあります。

 


内部の補強工事は来月からのスタート。

 

これからまた一軒の住まいの安心向上のために力を添えて参ります。

 

 

 

 

 

 建築士とやまの日常記

●とやまあきと個人ブログ

  「日日是好日



とやま建築デザイン室