昨日は住宅で使うための自然素材を求めて、九州霧島連山の麓にある
小さな町へと足を運んで参りました。
この場所は活火山である九州霧島連山から約20kの位置にあり、周り
を小さな里山に囲まれたのどかな場所の中にあります。
実際に訪れると眼前は山と畑に囲まれ、小さな民家がある程度で、他は
小さな川が流れているような場所でした。
今回ここを訪ねた目的は、住宅の内装や外装として使うことの出来る
自然素材の『シラス』を求めて足を運びました。
『シラス』を短く簡単にご説明すると、火山灰を活用した塗り壁材の
ことです。漢字で表すと白洲(しらす)と書きます。
このシラスがここ南九州の里山の中で採取され、現在、全国の住宅や
建築の現場で内装材および外装材で活用されているところです。
シラスの採取は全国でもこの南九州一体でしかなく、一般に海から採取
されている珪藻土(けいそうど)類の素材と比べるとマイナーなものです
が、実は多くの面で優れた機能を持つ活用的な自然素材なのです。
今回は採取現場に直に足を運び、採取された生のシラスを直接目の前で
見たり触ったりすることの出来る機会を得られました。
実際目で見て手にとってみた感想としては、まさに自然素材そのもので
あったということ。そして、環境にも配慮されてある資材でもありました。
シラスの詳しいことについては改めてこのページでお伝えしたいと望みます。
これからこのシラスを住まいの素材へと活用して参ります。
どうぞお楽しみに。
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