レベル調整工事

 

本日、今週から始まった耐震リフォーム工事現場にて、不同沈下による

 

住宅基礎のレベル調整に立会いました。

 

32年前に建設のために造成された地盤は、その当時は建築される地盤に

 

法的な規定がなく、地耐力(地盤強度)の確認もないままに建築されていました。

 

今回改修するお住まいはその一例の中で建てられたもので、建築後にじわじわ

 

と沈下して大きく傾いてしまうほどになっていました。

 

 

今日は現場員の方と傾いたレベルを元にもどすレベル調整工事に立会い、

 

水平のレベルを確認しました。

 

 

レベル調整は専用の油圧器を使って行われ、基礎の一部を解体した部分に

 

油圧器を添えて、少しづつ圧力を加えながら家自体を持ち上げて行きます。

 

 

 

今回は南北の通りで約9cmほど傾いていましたので、そこにはレベルを

 

調整したことで、基礎の上に手を入れることの出来る隙間が現れました。

 

外部はレベルが戻されたことにより、雨樋も一旦切断されました。

 

 

こうして確認していますと、その傾きの大きさと共に、永きに渡って耐えて

 

こられたお住まい主様と住まいの苦悩がようやくこれで解消されるのかなと

 

感慨深くなります。

 

ちなみに今回使用された油圧器はこちらです。

 

小型のものですが、10tの重さを持ち上げられるのだそうです。

 

ほんとに有難いものです。

 

 

これから続けて、安心な住まいに手を施して参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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