第3回 住宅医

 

昨日は大阪市で開かれた住宅医のスクールに参加しました。

 

昨日の講義は耐震診断の実務に関係のある建築法規や劣化具合の判定

 

の他、耐震改修を踏まえての設計手法の事例などについて学びました。

 

 

1・2講義目では、TE-DOKの河本和義氏より、木造住宅耐震診断の

 

診断業務内容について、基準となる法令とその背景について示され、

 

診断実務時で取り扱う各細目の判断根拠について説明が行われました。

 

私も現在診断を進めている立場として、診断する住宅の1件1件が

 

それぞれに違うことなどから、実務の中でここはどう判断したら良い

 

のかなどの部分が時として起こったりします。

 

今日はそんな実務者の立場からも、診断実務の上での見識を確認させて

 

頂きました。

 

 

第3講義では、京都大学生存圏研究所 助教である森拓郎先生より、木造

 

住宅の蟻害等による劣化現象や劣化対策について教義を頂きました。

 

この蟻害についての話しは、改めて日常記で記したいと思います。

 

結構おもしろい話しです。

 

 

第4講義では、構造設計一級建築士(有)桃季舎代表の枡田洋子さんより

 

耐震改修の実例が発表されました。発表は伝統的構法で造られている木

 

造長屋の改修をどのような運びで進められたのかを、構造家の立場から

 

解説されました。枡田さんは伝統的構法の改修(構造設計)も手掛けて

 

おり、個人的にもとても興味のあるお話しを頂けました。現在、伝統的

 

構法での新築や改修工事では、限界耐力計算法という手法での評価判定

 

を行うことが求められています。

 

 

今日のスクールから、これからの耐震改修の取り組みや新たな評価基準

 

等、実務者にとっては学ぶことが多く、日常の実務に合わせての研鑽が

 

求めらるように感じます。

 

 

一方で、木造に住まいを望む住み手の方には、今後の住まい造りに対して

 

価値の創出を与え、住む上では住まいに対し、より一層の愛着心

 

を求められる時代になって行く様に感じました。

 

 

学んだことを、これからの務めに活かして参ります。

 

 

 

 

 

 

 建築士とやまの日常記

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