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古民家の調査より

 

今日も新たな住宅の調査(診断)の日でした。

 

新たなと言いましても、調査する住まいは私よりずっと年輩のお住まいです。

 

今日調査したお住まいは、資料では昭和16年建築の記載がある住まいですが、

 

住んでいらっしゃるお客様のお話しではそれよりももっと古い、大正時代に

 

造られたとされる古民家の住まいでした。

 

私にとっては今日の調査で今年に入って10件目の調査で、更に過去(平成

 

17年)からの累計では、ちょうど40件目となる耐震診断の現場調査でした。

 

 

古民家の造りは現代の住宅とは異なり、太い柱や梁で構成される造りが特徴

 

にあります。今日の調査でお伺いした住まいも、石場建ての基礎と、柱と梁

 

で構成される造りのお住まいでした。

 

 

今日はそのお住まい主様から、住まいを造った経緯のお話や暮らしの住み心地

 

のお話しなどを聴きながら、診断調査を行いました。

 

そんな中から、お住まい主様から地震の時の家の揺れ方について、貴重なお話

 

をお伺いしました。

 

それは地震の時の家の揺れ方が、現在の住まいでいう、ガタガタという小刻み

 

な揺れではなくて、ゆつくりと揺りかごのように揺れるとのこと。

 

 

これは私が現在関心を持ち学び進めている、伝統的構法の揺れ方のことでした。

 

先日もこの話しを勉強会で学んだばかりで、学んだことがそのまま間違いでな

 

いことを、お住まい主様からも教えて頂きました。

 

住んでいる人の言葉だからこそ、身体で覚えた感覚が語ります。

 

今日の出来事からより伝統的構法の木造建築への関心と興味が湧いてきました。 

 

 

出来れば傷んだお住まいを修繕して、安心して暮らして頂きたい想いです。

 

診断では住んでいる方だからわかる生の声が直に伺えます。 

 

今日は貴重なお話しと、温かいお世話をありがとうございました。

 

引き続き、私の診断は続いて行きます。

 

 

 

 

 

 建築士とやまの日常記

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