竜巻は想定外

昨日茨城県と栃木県で発生した竜巻は映像から見ると大きなものでした。

 

竜巻は最近に始まったことではありませんが、2008年では約130件、それ

 

以降では毎年50件~80件ほど日本の各地域で発生しています。

 

過去の竜巻記録の情報 気象庁竜巻等の突風データ

 

主に竜巻は積乱雲を元に気流が風などによって急速に上昇することで起きる

 

現象ですが、台風のように今どこにあるという先読みができず、突発的な中

 

で起きるため、備えや避難が追いつかないのが現状のようです。

 

建築基準法の中にも風に対しての基準は設けられていますが、基準は主に

 

台風を元に風速30m~40mクラスの風速を想定にしているため、瞬間風速が

 

50m~70mとなるような竜巻等は想定されていません。

 

そのために一般の木造住宅の家屋は、昨年起きた震災での津波のように基礎の

 

部分だけを残し、上家は強烈な風に煽られ崩壊してしまうことになっています。

 

唯一鉄筋コンクリート造だけが竜巻に耐えることができる構造ですが、それでも

 

窓から受ける風速には耐えれず、ガラスを破壊し室内に居ても決して安全では

 

ありません。

 

地上で竜巻から身の安全を守る術は、とにかく小さなスペースに身をかがめ、

 

頭上から衣類や布をかぶり通過するまで動かないことが一番と考えます。

 

震災以降、安全と言える基準や規定を見直ししても、その基準を超える天災

 

を見るたびに、安全とは他に頼るものでなく、自身の意識と判断でしか得られ

 

ない想いに至ります。

 

これからも気象や警報に注意しながら、防災の意識にお努めください。

 

 

 

 建築士とやまの日常記

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